ステップオフ

まわりに誰もいない状況で乗る波の数を3倍に増やしたいとき、あるいはジェットスキーでアクセスしなければならないとき、チューンナップされたこのモデルはステップオフボードとして最適です。チームライダーやアンバサダー、友人たちからのリクエストも多く、この2年間でどんどん進化した結果、一般サーファーからもカスタムオーダーを受け付けることにしました。

ロッカーはForget Me Not IIに非常に似ていて、ミディアムノーズロッカー&テールカーブの組み合わせにより、質の高いホレた波にフィットするようにデザインされています。ただし類似点はそこまで。Step Offのアウトラインは狭く直線的で、ダウンザライン時のスピードとホールド力を高めています。これは スピッツなどに耐えながら、より簡単にバレルをメイクできるように考えられたデザインです。

コンケーブは全体的に浅いシングルで、不必要なリフトを防ぎ、波のパワーを抑制しつつ、最大限コントロールしやすいように設計されています。おすすめのグラッシングは6x6x6オンス（デッキが6オンスの2層、ボトムが6オンスの1層)。これで十分な強度と耐久性を確保すると同時に、パワフルでバンピーなコンディションや風の強いコンディションで必要な推進力も与えてくれます。

フィンは通常より小さめがおすすめ。普段から大きめのフィンを使用しているなら、Step Offではミディアムサイズのフィンがしっくりくるはずです。これは、アウトライン自体が波にホールドしやすいデザインになっているため。最大限加速しつつ、高いマニューバー性能を両立するには、小さめのフィンが最適です。また、研究開発の段階では、チューブの場合はクアッド、ターンする場合はトライというようにフィンのセットアップを変えていました。

Monsta 2020のような通常のショートボードと比較して、Step Offは1/4”〜5/16”薄く、1”〜1 3/8”狭く設定するのがおすすめ。

チームライダーの参照ボード
Dean Morrison // 身長: 5’6” (168cm) // 体重: 68 kg - 150lbs
5’8” x 17 ¾” x 2 1/16” x 21.3L
（Monsta 2020の場合は5’9” x 18 3/8” x 2 ¼” x 25L）

Joel Scott // 身長: 5’10” (178cm) // 体重 80 kg - 176lbs
5’9” x 17 7/8” x 2 1/8” x 22.2L
（Monsta 2020の場合は5’11” x 18 ¾” x 2 3/8” x 27.8L）

Joel Parkinson // 身長: 6’0 (183 cm) // 体重: 87 kg - 192 lbs
5’10” x 18” x 2 3/16” x 23.2L
(Monsta 2020の場合は 6’0” x 19” x 2 7/16” x 29.5L)

Luke Egan/Jason Stevenson // 身長: 5’11 (180 cm) // 体重: 90 kg - 198 lbs
5’11” x 18 1/4” x 2 ¼” x 24.7L
（Monsta 2020 EasyRider の場合は6’0” x 19 7/8” x 2 5/8” x 33L）